投資に取り組めばお金が増えるのはなぜ?
株式や投資信託に投資をしたことで、お金が増えたという人がいる。
でも、投資をするとなぜお金が増えるのか理由が分からないと思っている人も少なくなく、投資や資産運用を始めてみたいと思っても、なかなか足を踏み出せないって人もいるかもしれません。
そもそも、投資をするとなぜお金が増えるのだろうか?
必要な人に資金を提供することで、お金を手に入れる。
お金の貸し借りに限らず、モノやサービスでも、それが欲しいと思っている人に、売ってあげたり、貸してあげたりすると、お金を手に入れることが出来ます。
このことついては、否定をする人はいないのではないでしょうか。
要は、投資をするというのもこれと同じです。
お金を必要としている人に、今手元にある余裕資金の一部を、一時的に貸してあげたり、もしくはあげたりすることで、その見返りとしてお金をもらっている。
債券投資の場合は、余裕資金を企業などに貸してあげたことで、その見返りに利息をもらい。
株式投資の場合は、事業者などにお金を提供(出資)することで、株主という権利を得て、配当金などのお金を得ています。
投資で収入を得るために
投資もモノやサービスと一緒で、お金を必要としている人に、お金を提供するという、需要と供給が成り立つことで、収入が生まれます。
例えば、企業が事業を始めるためには、多額のお金を必要とします。
工業建設や優秀な人を雇うためのお金、土地や建物を利用するための家賃の支払い、商品開発や広告、宣伝のための費用の支払い。
企業は、商品を売り出し事業を始める前から、さまざまな費用がかかり、そのためのお金も必要になります。
そのお金を提供するのが投資家や金融機関になります。
投資家が株式を購入することで、企業はお金を手にし、投資家は株主としての権利を手にします。
企業は、債券投資家や金融機関からお金を借りる(融資)ことで、元本の返済と利息を支払う義務を負いますが、事業が始まり収入を得られるようになるまでにかかった費用の支払いができるようになります。
投資家や金融機関がいなければ、企業は事業を始められません。
お金がなければ、何も始まらない。経済は動かない。
投資家という存在は、その役割を担っている人だと言えます。
そして投資家がこの役割をきちんと果たしている限り、投資家にはお金が入ってくる。
これが、投資家にお金が入ってくる根本的な理由なのだと考えています。